ホラー映画をきっかけに、クリスチャンになったもぐらです。
さて、今回はキリストはなぜ悪魔に勝つのかという疑問が理解に変わった話です。
わかりやすくホラー映画を例にとると、「エクソシスト」に代表される悪魔祓いを描いたストーリーでは、
悪魔を追い出す儀式の中でテンプレート化されたシーンがあります。
神父:イエスキリストの御名のもとに悪魔よ去れ
悪魔のついた少女:ぐわああ、この女は私のものだ、はっはー
(少女の形相が変わり、眼光が鋭くなる。声は野太く男のよう)
神父:嘘をつくな、お前はイエスの御前にすでに敗北している
少女:(気を失う)
少女の首がぐるんと回転したり、壁をよじ登ったり。
激しい表現は脇において、
「キリストと悪魔の間には、何かの原則が働いているのだろう」と観ていました。
悪魔祓いの効力は、十字架や聖水などの儀式用のグッズの影響なのか、
神父の力によるものなのか。
「日本のお祓いのようなもの」とした解釈しかできず。
流していました。
しかし今になって、聖書を読み「神、悪魔、人間の立場」がわかると、ああ、そういうことかと腑に落ちました。
この動画で詳しく解説しています。
内容は、ぜひ直接みてほしいですが、
私が伝えたいのは、
☑️ 神は全知全能
☑️ 悪魔は「力」はあるが、この世の中を自由にできる「権威」がない
☑️ 人間には力はないが、この世に対する「権威」を与えられている
人間はイエスキリストの名前によってのみ、神から自然を超えるような力が与えられる。
→悪魔を追い出すことができる。
という仕組みだったと。
キリストはどんな罪をも犯さず、人類の「罪」を肩代わりしたから、神様と同じ権威と力を持つというわけです。
だから、悪魔追い出しだけがキリストの力ではなく、恥、罪悪感からの解放、病気を癒すとか、このあたりさまざまな意見があるところですが、聖書的にみるとこの構造があるということです。
で、なぜ悪魔は人間に取り憑くのかというと、体がないから、この世の中では人間を使ってことを為すしかない。悪魔は人間を使いコントロールしたり破滅させようとする。人間は権利があるから、キリストを心に受け入れて、この世に対する権威を使うことで悪魔に出ていけと命令できる。
悪魔はキリストが亡くなって以降、とっくに人間負けている。悪魔がキリストに敵わないのは、こういった上下関係があるからだと解釈できました。
そんなわけで、悪魔はキリストが嫌いなのですね。