クリスチャンと日本のお墓に行ったときのちょっと怖い話

クリスチャンになる前の話です。

私の実家に、親戚夫婦が来たときのこと。

夫婦のうち夫のほうはクリスチャン。ヨーロッパのクリスチャン家庭に生まれた彼は、熱心な信仰者にはみえませんが、ライフスタイルや価値観からクリスチャンらしさを感じられる人です。フランス人らしく物を大切にする、贅沢をしない、だけど、ここぞというときにバカンスを楽しむ。洗礼は子供の頃に受けたそうです。

新しく建てたお墓に行くことになり、彼も気軽に来てくれました。お墓はお寺の敷地内にあります。

墓地の中央には、石仏が一体。

お参りを済ませ、その像の前で夫婦写真を撮ることに。同行した両親が撮影係で2人それぞれのカメラでシャッターを押したところ、
2台のうち1台は、夫だけ写真に写っていなかったのです。

その写真をシェアしてもらうと、一方には姿が写っているのに、他方には足元の影から綺麗に写っていない。

3度見、4度見しましたが、さほど嫌な感じはしません。

もっと驚いたのは、実家の父と母が写真を完全にスルーしたこと。「不思議ねー」くらいのリアクションで、一瞬で流そうとする。なるほど、年を取ると脳で処理しきれない情報は読み飛ばすこともある。知ってもしょうがないし、知らない方がいいこともある。

だけど、その写真のことが気になって、当時はまだスピっていた私は霊媒師の方に見てもらいました(笑)

霊媒師①:そんなに悪い影響じゃないですよ。宗教的なものですね。

霊媒師②:うーん分からない・・・でも女性の方は幽霊ついてるよ

それはそれで驚きなのですが。

考察&まとめ

結論、私にはなぜ、彼だけ映らなかったのかわかりません。

ただ、私自身が別のクリスチャンの方と写真を撮ったときに、私側の半分だけ砂嵐のようになったこともあり、やや信仰の違いを疑っています。どちらにしても、人の姿に何かの影が入るって結構びっくりするものです。

考察:クリスチャンは、異教徒とは場合によっては霊的に区分けされるのかもしれない。

後々考えたら、別の宗教なのにも関わらず、気軽にきてくれた旦那さんに感謝です。