ドリーン・バーチューさんの現在は?「チャネリング本の真実」オラクルカード、タロット、スピリチュアル

オラクルカードで有名なドリーン・バーチューさんの現在の活動とは?

彼女が2024年の年末に公開した動画では、過去に携わった「ニューエイジ(スピリチュアル的な活動)」に対する考え方などを発信しています。
(翻訳は下のほうに付けました)

ドリーン・バーチューさんは、2017年にオラクルカードの販売から退き、「ニューエイジは悪魔的」といったメッセージを発信。スピリチュアルに携わる人達に衝撃を与えました。

日本人にとって悪魔って、ほぼ漫画とかスクリーン上のキャラの話ですよね。


ただ、これは聖書的にはとてもシンプルに解釈できます。

・蛇(悪魔)は、「人間も神のようになれるよ」と嘘をついて人間に知恵の実(りんご)を食べさせた。

・この、神を差し置いて人間も神のようになれるとする”傲慢さ”は、神様がもっとも嫌うところ。

・同様に、ニューエイジ思想(スピ的思想)の自分がこの世界の創造主とする教えは、まさに悪魔的で人に危険をもたらす。

ざっくりいうとこういうわけです。

神と人には絶対的な上下関係があり、

私以外に神があってはならない

偶像を崇拝してはならない

霊媒や占いを頼ってはいけない

という教えは聖書に何度も登場します。

要は、直接、神(イエス・キリスト)を頼りなさいということが書かれています。

そのような教えを受け入れ、
ドリーン・バーチューさんは現在、神学校で修士課程を修め、ニューエイジは神と人間の関係性から目を逸らすものとして、警告を発信しています。ニューエイジによる霊的体験を認めたうえで、霊の見分け、吟味の重要性を伝えています。

動画 :「ニューエイジとキリスト教の違い」

さて、話を冒頭の動画に戻し、

動画のはじめに伝えていることをまとめました。

✔️ ニューエイジは、自己中心的な霊的成長を強調し、聖書の教えと対立

✔️ ニューエイジは個人的な感情や体験を真理の基準とするが、これは危険な相対主義につながる

✔️ 「すべての道は神に通じる(ユニバーサリズム)」という教えの誤りと危険性

✔️ ニューエイジは様々な宗教やオカルト要素を混ぜ合わせる「スピリチュアルなビュッフェ」

✔️ 聖書こそが、信仰の基準であり、危険なニューエイジの影響を避けるためのガードレールとなる

以下動画より引用

悲しいことに、多くの人々は自分がニューエイジの欺瞞に陥っていることに気づいてさえいません。自分はクリスチャンだと公言していても、今の時代、文化の中にそれが非常に微妙に、そして深く根付いているため、自分がニューエイジの手法を実践していたり、ニューエイジの信念や言葉を取り入れていることに気づかないのです――。

こんにちは、私はドリーン・ヴァーチューです。2017年に、神の恵みによってニューエイジから救い出されました。その後、神学校に通って修士号を取得し、それ以来ずっと、人々にニューエイジの暗闇と邪悪さについて警告し、神の御国、聖書の学び、そして本物のイエスを指し示すことに力を注いでいます。

この動画では、ニューエイジの欺瞞を見分ける4つの方法をお話ししたいと思います。それをどのように見抜き、避けるかについてです。

神よりも自分自身を強調しているかどうか

まず最初に、ニューエイジの欺瞞を見抜く方法のひとつは、「神よりも自分自身を強調しているかどうか」を確かめることです。

ニューエイジの実践の最も顕著な特徴のひとつは、自己中心的な霊的成長への集中です。ニューエイジは、自己を賛美することがすべてです。自分自身の問題を自分で解決しようとすることばかりなのです。

しかし、キリスト教は神を賛美することを目的とし、心を尽くして主に信頼し、神がすべてを支配されていることを信じるものです。そして私たちが自分の必要を神に告げるならば、神は御心と御計画に従ってその祈りを聞いてくださると信じるものです。

ニューエイジは、神聖さは一人ひとりの中に宿っていて、真の悟りや霊的な力は自分の内側からやってくると教えます。これは聖書の教えと真っ向から対立します。聖書は、救いも、知恵も、霊的な力も、すべて神から、特に三位一体の第二位格であるイエス・キリストを通してのみ与えられると教えているのです。

ニューエイジの実践は常に「自分」を指し示しています。ですから、自己肯定、ポジティブなアファメーション(肯定的な言葉の繰り返し)、視覚化、ガイド付き瞑想など、自分を力づけるための手法を勧めます。こうした手法は、人々に「神の御言葉」や真理に目を向けさせるのではなく、内側に答えを求めさせるのです。

クリスチャンとして、これはニューエイジの実践であることを示す明確な危険信号です。なぜなら聖書は繰り返し、私たちは神の御前でへりくだり、神の御計画を信頼するべきだと教えているからです。自分の能力を頼りに「願望を実現する」などというのは、聖書の教えではありません

ここが最初の警告のしるしです。もし、ある教えや実践が「自分が自分の霊的運命の最終的な権威である」とし、問題の解決を自分の力に頼るよう促しているなら、それはおそらくニューエイジの欺瞞に根差しています。だから、私たちはそれを避けるべきなのです。

個人的な体験を聖書の真理よりも重視しているかどうか

次に、ニューエイジかどうかを見分ける二つ目のポイントは、「個人的な体験を聖書の真理よりも重視しているかどうか」です。ニューエイジの欺瞞の最も顕著な特徴のひとつは、「真理の最終的な源は個人の体験だ」とする点です。

ニューエイジの実践では、誰もが自分だけの真理、自分だけの霊的悟りの道を見つけなければならないと強調されます。重視されるのは、個人の感情、直感的な洞察、そして「内なる知恵」です。

しかし、これらは客観的な真理の見つけ方ではありません。聖書には「人の心はよこしま」だとあります。そして、ニューソートやニューエイジに59年間も携わっていた私から言わせてもらうと、いわゆる「内なる真理」や「自分の心に従う」やり方は、結局、災いと苦しみへと導かれるのです・・・

以上、動画より抜粋

続きはぜひ動画でご覧いただけたらと思います。

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動画 : 「チャネリング本の真実」

続いての動画は、6年前に撮られた動画です。チャネリング中にその声がどこから来ているのか見分ける大切さを語っています。


ここから抜粋

私は以前、チャネリングの本を書いたり読んだりしていた者として、そして今では完全に生まれ変わったクリスチャンとして、聖書を毎日学び、読んでいます。そんな私の視点から、チャネリング本がどのように作られるか、そしてそれに対する考え方がどう変わったかについて、少しお話ししたいと思います。

チャネリング本は、著者が自分の心を開くことで作られます。多くの場合、最初に祈りを捧げる人もいますが、ただ心を開いて声を「聞く」というやり方です。その声は、感覚や思考として現れることもあれば、実際に頭の中や外側から聞こえることもあります。

一見、それは悪いことに思えないかもしれませんが、チャネリング本を書いているとき、ほとんどの著者は「その声がどこから来ているのか」を確認しませんでした。私自身も、聖書を読むまでは「霊を吟味しなさい」という警告を知りませんでした。そして霊的な存在が送るメッセージは、どれも同じようなパターンを持っています。

チャネリングによるメッセージの共通点

その共通点とは、「神には、聖書にないもっと別の秘密のメッセージがある」と語ることです。つまり、「聖書に載っていない追加の情報がある」と言うのです。いわゆるキリスト教系のチャネリング本でさえ、聖書に載っていない新しい教えがあると主張したりします。ニューエイジ系のチャネリング本は、「聖書を信じないで」「イエスを信じないで」「神を信じないで」と語るものもあります。そして、「宇宙からのメッセージだ」と言う本もあります。

確かに宇宙は存在しますが、それは神が創造したものです。聖書は「創造物を拝むのではなく、創造主を拝め」と教えています。だからこそ、神の創造物である宇宙に頼るのではなく、直接、宇宙を創られた神に近づくべきなのです。そして神からのすべての情報は、聖なる御言葉である聖書の中にすでに記されています。

今の時代、聖書は素晴らしく正確に翻訳されていて、とても読みやすいものが多いです。しかも無料でオンラインでも読めます。たとえば「One Year Bible」はオンラインで無料公開されていて、oneyearbibleonline.com で簡単に読めます。無料の聖書アプリもたくさんありますし、ほとんどの古本屋やリサイクルショップでも1ドルや2ドル程度で聖書が手に入ります。たぶん家の屋根裏や本棚に、古い聖書が眠っているかもしれません。

つまり、聖書を手に入れるのにお金はほとんどかからないのです。多くの教会では無料の聖書勉強会を開いています。聖書勉強会に参加すれば、神のメッセージをさらに深く学べるだけでなく、新しい信仰の友達をつくる良い機会にもなります。

(ここまで動画の抜粋、本編もぜひご覧ください)

Youtubeの翻訳設定でも日本語にできます

現在は、一貫して神と人間の関係性を強調した主張に変化されています。

なお、聖書アプリに関しては、日本語で読めるYouVersion Bible Appがあります(他にもいいアプリがあるかもしれないです)。音声でも聞けてスマホ作業中もバックグラウンドで動いてくれるので、ずっと聞けます。気になった箇所は付箋がつけられますし便利です。

キリストに関する解釈は、さまざまな解釈がされているので、個人的に参考になった動画ということでご紹介します。本来は、人の話を聞くより聖書を開いた方が、刺さる言葉がたくさんあります。